A:加害者と直接交渉してはいけません。すぐに弁護士、警察に相談しましょう。
実際にストーカーに会うと、身の危険を感じる不安や精神的な疲れ、何かこちらから行動をとったら逆に報復されるかもしれないという恐怖から、何もすることができずに泣き寝入りをしてしまう被害者が多いようです。しかし、ストーカーを見て見ぬふりをしていると、たいていの場合、加害者の行動はどんどんエスカレートしていくため、より大きな被害に会う危険性が高くなってしまうということが言えるでしょう。
また、まわりに相談せずに自分で解決をしようとして、相手と直接接触をして説得しようとする人もいますが、これではあなたと何とか接触したいと思っている相手の思うつぼで、説得されるどころか今後も接触したくなってストーカーを続けるなど、よりエスカレートする方向に向かうのは間違いありません。
直接接触する際にも、大きな危険を伴いますので、決して一人で相手に会って説得しようとしてはいけません。説得することできっぱりとストーカーをやめるような人は、もともとストーカーなどをしないというべきでしょう。相手が最後に一度だけ会ってくれ、と言い続けていたとしても、おそらく一度会っただけで満足するということはありませんし、身の危険を伴うので会おうとしてはいけません。