A.ビデオによる証言なども認められ、被害者や証人のプライバシーは配慮されています。
ストーカー行為が刑事事件としてとりあげられ、刑事裁判において被害者に証言を求められる場合がありますが、この場合には、被害者のプライバシー・人権を保護するための方法をとることができるようになっているので、安心できます。
たとえば、刑事訴訟法では、犯罪の性質や被告人との関係などを考慮して、被害者(証人)が容疑者と顔を合わせることに精神的な不安や恐怖を感じるような場合には、被告人と傍聴人との間を遮断する方式や別室でカメラ撮影をするビデオリンク方式で証言をすることもできるものとされています。